『良い施設に入ってのんびり暮らしたい 毎週、孫を連れて遊びに来てほしい 最後のお別れは ちゃんと親戚や友達に見送ってほしい お墓を作ったらしっかり供養してほしい そんな事を言う親はいませんよ それが親の優しさです』 先日、某葬祭業者の方々と研修する機会がありました。 より良い葬儀、 より心を込めた見送り、 より丁寧な供養をと願い。...
『五七の桐の紋章』 桐紋の中で最も権威が高く、天皇家の家紋であると知られるが、 天皇家自身で用いるより足利氏、豊臣氏など政権を担当する家に下賜されて用いられることが多くありました。 本成寺の法縁の長として仰ぐ京都本山本法寺の寺紋も五七の桐。 中心に七つ、左右に五つの花を立てた桐紋。...
新たな年の始めに、今年の目標を立てる方は多く居らっしゃる事でしょう。 今年こそ優勝、進学や就職で何としても合格等々。 個々に掲げた目標は、実は個々の満足の為の物です。 優勝したら傍らには必ず打ちひしがれた敗者が居ます。合格者と共に不合格となった者が存在するはずです。...
昨年の暮れ、ある文章に目がとまりました。 某有名企業の社長が顧客に向けた文章でした。 その一節 「過去は事実。現在は進行中。未来は未定。」 確かにその通りです。 過去があってこそ今が有り、未来へとつながると思うと、今までの繋いで頂いた方々に感謝の気持ちを抱きます。...
障子、襖を張り替えました。 あわせて、普段さぼりがちな掃除をせっせと。普段の部屋、特に机の上と言うと見事な散らかり様。 これからは常に、まめに掃除と整理整頓! 信仰も同じ。 一時だけ燃え上がるように熱心にお参りし、火が消えたようにお参りしなくなる「火のような信仰」ではいけません。...
季節の移り変わりは人の心を豊かにします。 寒い寒い冬から春の到来を告げる風が吹き、桜の花が咲いて散り、場所によっては花筏が見られる所もあります。 梅の実が宿るとともに新緑若葉が萌いづる。 花粉に悩まされながらも冬から春、そして初夏への意向を感じられます。 宗祖日蓮大聖人は『如説修行抄』と言うご文書の中で...
二月二十三日は天皇誕生日ですね。 実は私は天皇陛下と同じ年。 おこがましく言いますと同級生。 さらに前日の二十二日は行佑の誕生日なのです。 皇室との深い縁! (笑) 私たちは生まれると同時に同生天・同名天という二人の神様に守護されています。 同生天は同じ誕生日、同名天は同じ名前の神様。つまり自身専属の守護神です。...
修復前 あちらこちら塗装が剥げ 特に額の傷が痛々しい
去る八月三十一日、先代二十八世 妙康院日成上人一周忌法要を営みました。 導師をお勤め頂いた正干与人妙感寺様、 副導師をお勤め頂いた副干与人法筵寺様にはご丁寧な読経、回向を賜りました。 御宝前にはお供え頂いた胡蝶蘭が一対。 ビールと焼酎もしっかりお供え致しました。
一昨年、年号が平成より令和になるのと時を同じくして日蓮宗愛知県名古屋市宗務所所長を拝命して、 任期の半分である二年が経過しました。 私に宗務所所長が務まるのだろうか。 不安で、心配で、弱気になってしまったことも。 毎月三回、客殿を改造した宗務所事務所にて宗務行政を執行しています。 管内寺院住職交代の手続き...