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本成寺便り№046

山主所感《信の風》

 季節の移り変わりは人の心を豊かにします。

 寒い寒い冬から春の到来を告げる風が吹き、桜の花が咲いて散り、場所によっては花筏が見られる所もあります。

 梅の実が宿るとともに新緑若葉が萌いづる。

 花粉に悩まされながらも冬から春、そして初夏への意向を感じられます。

 

 宗祖日蓮大聖人は『如説修行抄』と言うご文書の中で

四節四季取り取りに替れり、夏は暑く、冬は冷たく、春は花さき、秋は果なる。

 春種子を下して秋果を取べし。秋種子を下して春果を取らんに、あに取らるべけんや。」と、

 物事の道理、順序を示されています。

 

 

 季節の移り変わりを私たちは五感で感じ楽しみながら、自然の道理、順序を味わうとともに、

 私たち自身の生き方、振る舞い、言動に道理、順序の間違いは無いか確認しましょう。

本成寺  往来  オーライ

 

 ★ 令和四年四月十七日   中日新聞市民版「人情交差点」に 

   掲載して頂きました。

 

 ★取材中の様子を見た近所の方から

   「プロモーションビデオの撮影ですか?」

   大掛かりに見えたのでしょうか

 

 

 ★取材から掲載までの数日間。

  どんな記事になるのだろう。

  写真写りは。

  反響は。

  ワクワクドキドキの日々。

 

★結果、このような記事になっていました。

 

 ★挨拶を交わせる地域が素敵。

  子供たちの声は街のBGM。

  そんな思いからの朝の挨拶、声かけです。

 

  皆さんの街、地域でもいかがですか。

本成寺 境内三景(参詣?)

 ○外に出掛けるのに良い季節。

  とは言え、まだまだコロナ禍。

  人込みは避けたいものです。

 

 ○そのせいでしょうか、本成寺境内での様子に細やかな変化が見られます。

 

 ○最も多いのは、やはりお参りの方。

  合掌し頭を下げて祈られる姿。

  納骨堂「園林」にお花を手向け故人を偲ぶ方。

 

 ○この時期、特に見かけられるのは散歩の方々。

  近くのグループホームに入所されている方が職員さんと一緒に散歩。

 一眼レフカメラを手に撮影しながら散歩。

「インスタですか?」と声を掛けるとニコッと笑って「はい」  いいね!

 

 ○もっとも賑やかなのは子供たち。元気いっぱい。笑顔いっぱい。

 本成寺仏様テーマパーク。

 

  境内の掃除をしていると手伝ってくれたことも。みんな良い子。仏様の子。

この数年、治まっていた花粉症。

年のせいかと思ってもみた。

どうゆうわけか、今年は花粉症が復活。

花粉の量が多いのだろうか?

いや、若返ったからだろうか?

絶対、若返ったに違いない                                  住職 G