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本成寺便り№.026

山主所感《信の風》

 

「春眠暁を覚えず」と言いますように、春暖かさが増してきますと布団から出るのがつらいものです。

 

 眠気に打ち勝ち、一日を始め使命を全うしなくてはなりません。

 

 日々の業務、日常のお仕事、怠けると大変な事になってしまいます。

 

 

さらに私たちは仏様の子供・弟子・従者として、

仏様に成り代わって今のこの世の中に仏様の世界浄土を顕現させ、

皆で幸福に生きるという尊い使命を全うしなくてはならないのです。

 

 

眠気に負けず仏としての一日を始めましょう。

全ての生業を仏として行い、迷った時には仏様ならどうするかと考えればよいのです。

 

 

 さあ、お目覚め下さい。

 

  聖なる如来の使徒。聖徒の皆さん!

 

本成寺 往来 オーライ

 

毎年恒例の防災設備点検をして頂いた。

 

★多くの方が集まるお寺だからこそ、欠かす事の出来ない点検整備。毎回必ず器具の取り換え等、手を加える箇所がある。

 

★定期的に点検していても手を加えることによって安全安心が生まれる。

 

★私たちも毎年、毎月、毎日の祈りによって、人生や心のメンテナンスが行われるはず。

 

★忙しいから止めにしよう。一回くらいお参りしなくてもいいや。そんな気持ちになった事ありませんか?

 

★心に隙間が生じ、出来た瞬間に鬼や邪が入りますぞ。恐ろしや、恐ろしや!

★仏様は全てお見通しですぞ。

★修徒 行佑より

 

弟子の天野行佑です。

 

私は二年前、大荒行堂を成満した年の四月頃から二年間千葉県千葉市に御座います、妙恩寺というお寺に勤めております。

 

本成寺で行事がある際は戻って来るといった生活を繰り返し、私のなかで、名古屋での僧侶としての活動、そして本成寺だけに固執してしまう事に、様々な葛藤があり、この二年間がありました。

 

私が勤めているお寺はまだ出来上がって、五年目という新しいお寺ということで、吸収する部分も多く、今後の本成寺で活かしていけるところの良い部分と悪い部分とをしっかり見極めてこれからの本成寺の寺門繁栄に努めていければと思っております。

 

 

前回の本成寺便り、節分会の案内の中で「開運」を「海運」と誤表記。

ご指摘が無かったのは、檀信徒皆様の愛情と心に留め、充実した誌面作りに努めて参ります。          住職 G