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本成寺便り№.011

山主所感《信の風》

年賀状の予約葉書が届きました。

新たな年への足音が日々の生活の中に聞こえてきました。

 平成二十七年の干支は羊です。

羊が付く文字と言いますと、思い浮かぶのは美しい、恙ない、翔ける、礼に叶った行いを示す義、良い意味の文字が続きます。

古来、羊は良い、目出度いとされていたようです。ぜひとも人も羨むような新年を迎えたいものです。

羨む! ここにも羊が居ましたな。

やはり羨まれるばかりでなく、皆で良い年を築いていきましょうと言う事でしょうか。

本成寺 往来 オーライ

●「私たちは体をケアするから、本成寺さんには心のケアをお願い出来ないだろうか?」

●ある接骨院院長との、こんな会話から始まった『感謝の集い』十一月九日に第五回目を開催。

●今回は接骨院の先生による健康体操の指導と私の法話という構成。

●法話では、皆の心や人生はお互いに支え合っているという内容。

●実際に心を支え合ったユキちゃんと言う女の子のお話。笑って、泣いて頂きました。少しは心のケアが出来たでしょうか

●来年元旦の年頭会において、ユキちゃんのお話をさせて頂く予定。

●多くの方の参詣と拝聴をお待ちしています。

★お礼参りに参上

倶生神月守り
倶生神月守り

「お参り」とは「反省・懺悔」「祈り・願い」「誓い・お礼」の三つの段階になっています。

《裏面参照》

 今年一年間に多くの方の御参詣が有りました。とりわけ純真に、一生懸命お参りされたのが(仮名)内田さんと言う女性です。

 内田さんは学生時代に定めた目標にまっすぐ進み、実家を離れ名古屋で就職しました。

実家は熱心な日蓮宗信仰一家で家族全員倶生神月守りを身に着けています。就職直後、内田さんは本成寺との縁を築きました。

一方、過酷な仕事での無理とストレスから体調を崩し、退職せざるを得ませんでした。

実家を離れ一人暮らし、体調を回復させてすぐにでも就職しなくてはいけません。

内田さんは就職活動と、通院しながらの闘病生活。本成寺に何度も参詣し當病平癒、就職成就を願い、毎日倶生神月守りを握り締めて唱題行を続けました。本成寺での九識霊断法の指導に従い懸命に祈りました。

 やがて体調が回復したころ、希望の就職先から最終面接の連絡。面接当日も本成寺で祈りを捧げてから望みました。

 結果は見事に採用となり、初めての給与を頂くと、早速お礼参りに来られました。

 今日も倶生神月守りを身に、お題目を口に、祈りを捧げながら充実した生活を過ごしています。


お礼参りに参上の内田さん。就職決定の知らせを真っ先に下さいました。感動を分かち合った瞬間でした。感動を分かち合えるから正しい信仰は素晴らしいのです。

住職 G

横巻き: 本成寺 今後の行事予定

●第1日曜日(12月7日) 午後1時

盛運祈願会

盛運を祈り、倶生神月守りを拝受して頂きます。

特に12月7日は今年最後の行事ですから、

倶生神様への感謝祭として奉行致します。

 

●正月1日(木・祝) 午後1時

年頭会   

1年間の盛運を祈ります

個々に魔性の付きやすい個所に六三除け祈祷を修します

参詣者には破魔矢を授与します

 

★礼拝・お参りは、 反省・懺悔/祈り・願い/誓い・お礼

 

☆例えば身体健全とお参りする際には今まで暴飲暴食、不摂生はしてなかったかと反省し、健全な身体になるよう祈り、健全な身体となったら社会の為に一生懸命働きますと誓うのです。

 

☆たとえば学徳増進とお参りする際には今までの勉強法で良かったのか、充分努力してきたかと反省し、学力向上を祈り、将来、培った学問知識で、より良い世の中を築きますと誓うのです。

 

それぞれ年中行事にあてはめますと

反省・懺悔 - 彼岸会(春・秋)

祈り・願い - 年頭会

誓い・お礼 - 御会式

年頭会は大切な祈りの行事です

 

多くの皆様のご参詣をお待ち申し上げます。

できるだけ御家族揃ってお参り下さい。

お知り合いを誘ってのお参りも歓迎いたします。