山主所感《信の風》
万物は常に変化をしています。仏教では「諸行無常」と表現されます。
我々の身体も例外ではありません。体を構成する約六十兆もの細胞は、生まれ変わり死に変わりを繰り返しています。
身体(細胞)のみならず、人の心も移ろいやすいものです。
腹が立てば鬼の形相になり、嬉しい事があれば仏心に満ち溢れます。
子供の頃、「勉強しなさい!」という親の顔が鬼に見えていたが、後になってみれば仏と思えることも
鬼と見るか仏と見るかは、実は自身の心持ち次第。
信仰・御題目修行により、仏様として生活をし、仏様に囲まれて暮らしていきたいものです。
「諸行無常」だからこそ、たゆまない信仰が大切なのです。
枝垂れ桜と本堂
本成寺 往来 オーライ
●昨年十一月、日蓮大聖人第七百三十二遠忌
報恩御会式を営みました。その際、受け取られた綿帽子は、彼岸法要の折にお返し下さい。
●お彼岸は懺悔の一週間!
お彼岸期間中に小さな過ち(小悪)を犯すと、大悪に転じてしまいます。
一方、小善は大善になると言われます。お彼岸こそ反省・懺悔のチャンス。
懺悔を供養の形で表すには、水子供養が大切です。
●彼岸法要では、水子供養のための塔婆供養を致しましょう。
★菩薩度チェック
( )皆が楽しくなければ、自分も楽しくない
( )人の手伝いをすると、清々しい気分になる
( )多くの人と一緒に働くことが好き
( )プレゼントすることが好き
( )良いと思うことは、積極的に人に勧める
( )鍋パーティが好き
( )人の苦労話で、涙した事がある
( )元気な挨拶を心掛けている
( )お寺・お墓参りは家族全員ですべきである
( )日頃から自分以外の人の幸せを祈っている
救われて 泣いて喜ぶ 喜びよりも
ひとしお勝る 救う喜び
さあ、いくつチェックできましたか? お題目を一心に唱え、 菩薩道に精進していきましょう。
皆様のご意見、ご感想をお待ちしております
信仰体験等、お寄せ下さい。
当方で原稿を作成し、掲載させて頂きます。
住職 G