山主所感《信の風》
瑞祥新春
新年明けましておめでとうございます。
本年も本成寺護持に宜しくお願い致します。
今年はどのような年になるのでしょうか。
おみくじを引いたり、占いを見たり。
人生は四本の柱で構成されています。
宿命というさだめ。
さだめの中でどのような力を発揮するかという自力。
偶然とも思われる出会い。
仏様からの守り。
受験を例にすると受験生であるさだめ。
学力、分析力、向上心という力。
良い教師、参考書との出会い。
そして仏様からの守護。
大切なのは今までの力、出会い、守りがこれからのさだめの第一歩になるのです。
力は人それぞれでしょう。出会いは良い出会いばかりではありません。
しかし、仏様からの守りは確実に素晴らしいものであります。
疑うことなく、守りの大きさを信じて満足できる年にしてまいりましょう。
仏様からの守りは人生の四分の一を占めているのです!
本成寺 往来 オーライ
「戊」の年は草木の絶頂期を示す。一方で「戌」は枯れた状態と言われております。
★絶頂に達する良い年である一方、絶頂期が過ぎた後に来る下り坂に備えなくてはならない年と言えましょう。
★「犬」のつく言葉を調べてみますと犬羊、犬馬之糞、犬馬之心というように、羊や馬と並べ、あまり良い意味で使われることが多くありません。(戌年の方、ごめんなさい)
★だからこそ、絶頂期の後の不調に備えて「犬馬之労」というように、謙虚な思いで他の人のために尽くしてワン(犬)ダフルな一年にしてまいりましょう。
開運節分会開催のお知らせ
●別紙のとおり二月四日盛運祈願会に引き続いて海運節分会を開催します。
●檀信徒の皆様に限らず、お申込み頂けたらどなたでもご参詣できます。どうぞお友達を誘ってお参りください。
昨年、全国遠近へ出向いた回数は四十七回。北は北海道、南は九州まで。一昨年の四十三回を上回りました。
しかしながら何故か鹿児島県と高知県だけは縁が頂けません。
焼酎にカツオなんて贅沢は申しません。
全国の日蓮宗信者の為に駆け回ります。 住職 G